ベルギー唯一のAOPバター CARLSBOURG
どうもバタラバです。
前回AOCとAOPについて調べている中で、AOPがユーロ主体であるということを知ったときにふと思いました。
AOPバターはフランス以外にもあるのでは、、、
いや、普通に考えてみたらそうですよね。
エシレとかイズニーとか、日本にいると海外の美味しいバターと言ったらフランスのものばかりなので、この発想に至れませんでした。
個人的には、令和初の灯台下暗しな気づき。
さっそくベルギーでもAOP認証を受けているバターがありましたので、ご紹介させていただきます。
それがこちら。
見てください。右の方に緑色のAOPマークが。
CARLS BOURG(カルスブーグ)という村で作られているこちらのバター。
なんとベルギー唯一のAOPバターなんです!
この時点で是非とも食してみたいと思うのですが、さらにオメガ3も豊富とのこと。
カルスブーグが属するアルデンヌ地方は、温暖な気候と定期的な雨、さらに豊かな土壌で、脂肪酸な牧草が育つのだそうです。
こんな感じで120日以上放牧された牛さんから作られているようです。
こうした独特の気候があってこそ、AOP認定につながったんでしょうね。
正直グラスフェッドという観点でいうと、120日は長くはないので、実際にどのくらいオメガ3が配合されているかは検査してみないと何ともいえないのですが、期待しちゃいます。
カルスブーグでは1895年からバター作りが始めり、125年もの歴史があります。
今では100の自治体から500もの酪農家の生産者とバターメーカーまで広がり、伝統的なアルデンヌのバターをAOPレベルまで押し上げ、ベルギー中に愛されるまでになりました。
もうすでに気になるバターですが、その中でも更に気になるバターがこちら。
一見見た目はバターなのですが、乳脂肪分が99.9%あるそうです。
「いや、それだとギーだよね?ギーってオイル状じゃないの?」
と考えてしまうのですが、なぜかカタチはバター。
これが本当に固形状で使えるとなると、ギーと同様に焦げづらく、かつ栄養価も豊富なハイパーバターの可能性が、、、
早速問い合わせてみますので、続報あったらお知らせしたいと思います。
いやーバターの世界は広いですね。
ではでは皆さん、良いバターライフを。