アメリカのバタースタートアップ、ForA:Butterに迫る
どうも、バタラバです。
最近はビーガンバターを調べるのにハマっているのですが、そんな中アメリカで、ビーガンバターのスタートアップを発見しました。
さすがスタートアップ大国アメリカ。まさかバターでもスタートアップがあるとは。
その名も"ForA:Butter"です。
もはやロゴからカッコいい。ただものではない感があふれています。
もちろんビーガンバターのパッケージも裏切りません。
ゴールドですよ、ゴールド。
見た目だけだと、絶対にバターとは思えないですよね。
appleばりに、開封するときのワクワクが楽しめそうです。
■限りなくバターの味に近づけたヴィーガンバター
日本ではあまり目にしませんが、海外ではさまざまなヴィーガンバターが販売されています。
その中でもこのバターが特徴的なのは味がバターとほぼ同じレベルに近づけているということです。
ミシュランシェフを監修者として、80もの試作を繰り返して生まれたこのバター。
製法などレシピについては非公開な部分が多いですが、大きく違う部分でいうと、アクアファバを使っているということ。
アクアファバは日本語でいうと、ひよこ豆の出汁です。
「いや、そこ良くたどり着いたな」とツッコミたくなる素材ですが、アメリカのヴィーガンの中ではメレンゲの代わりとして普段の料理やお菓子作りに使われているそうです。
さらにこのバターを使ったクロワッサンも発売予定とのことで、食べてみたいですよね!
■1.5億円を調達。米発期待ののバタースタートアップ
なんか乳製品業界をひっくり返してくれるかのようなこの若き二人が創業者。左がAndrew、右がAidanです。
二人はミシガン大学の同級生で、卒業後は別々の道で働き始めるが、「地球環境を守るために食品産業を変えたい」ということで意気投合し、fora butterを2017年に創業します。
2016年にミシガン大学を卒業したみたいなので、年齢は20代後半か30歳くらいでしょうか。
アメリカ大手のクラウドファンディング「Kick Starter」で$26,000(≒280万円)を集めたことで話題になり、その後、アメリカで約50年続くフードコンテストで、2018,2019年と立て続けに受賞。
さらに、米ファンドやエンジェルからシードラウンドとして、$1.4 million(≒1.5億)の投資を受け、量産できる設備を整えているところです。
すでにアメリカでは、EATALYやDot Foodsなどの大手小売店でも取り扱いが始まっており、海外進出も計画中とのこと。
二人の創業エピソードはyoutubeでもご覧いただけるので、ご興味ある方はぜひ。
今回はアメリカのバタースタートアップ、ForA:Butterを紹介させていただきました。
バタラバとしても、今日本向けの販売についても話し合いをしているので、また進捗あればご報告させていただきます!
ではでは、素敵なバターライフを。