実質輸入規制!?海外バターがこんなにも高いワケ

どうも、バタラバです。

 

 「海外のバターって高すぎじゃね?」。

 

さて、今日は皆さんも一度は感じられたことがあるだろうこの憤りにも近いこの疑問についてお話したいと思います。

私も
バタラバを立ち上げてバターを輸入するようになって、ようやくカラクリが分かりました。

 

海外の高級バターは日本のバターよりも4倍高い


まずは国産のものとどのくらい高いのか、おさらいしてみましょう。


まずは国産バターの定番の1つ、雪印北海道バター


※雪印メグミルクホームページから抜粋

200g450円。

 

国産高級バターの中でも圧倒的なポジションを築いている、みんな大好きカルピスバターさん。

 

※カルピスホームページより引用

こちらは450g1,507

 

日本での海外バターの覇者、エシレ先生。

 

※エシレホームページより引用

こちら250g2,160

 

 

さて、100g換算で並べてみると、

 

雪印北海道バター・・・225円

カルピスバター・・・335円

エシレバター・・864円

 

エシレさん、雪印の約4倍、カルピスバターでも2.5倍という、圧倒的な高みにいらっしゃいます。

 

こうやって海外バターは高くなる


もちろん海外品なので、輸入コストがかかっていますし、しかも冷蔵だし、
そもそもヨーロッパの方が物価が高いよねなど、もちろんそういった要素もあるのですが、一番金額に跳ね返ってくるのが、関税です。

関税というのは、海外から商品をもってくるときに支払う税金のことです。
商品の種類やどこの国からなのかによって、めちゃくちゃ細かく設計されています。

 時計とか機械は無税だったり、衣料品とかはだいたい520%、食品・飲料はだいたい10%くらい、砂糖類だと25%くらいで、チーズなどの乳製品は2040%くらいまでになります。

乳製品は圧倒的に関税高いんですよね。チーズとかが高いのもそういう理由です。

 

さて、気になるバターさんの関税をご紹介しましょう。こちら。

 

36%+290円/kg

 

ただえさえ関税が36%もあるのに、重量課税っていうんですけど、1kgあたり290円徴収されます、

 

仮に1kg1000円のバターは、関税だけで650円。関税だけで雪印のバター買えます笑

 

関税以外にも支払わないといけない「みかじめ料」

なんと、バターは関税を支払っただけではまだOKじゃないんです。

農畜産業振興機構(通称alic)という機関に「調整金」という名のみかじめ料を支払わなければなりません。

これがkgあたり約680円なので、この時点で1kg1000円のバターは、2330円となります。

もはや倍以上。

日本の製品を守るという意味合いでも、関税って掛けられていると思うんですけど、この調整金の計算方法をみるに、日本のバターより安くならないように、さらに調整金という名目で設定しているんだと思います。

ちなみにこのalicという団体が海外のバターを輸入することがありまして(代行する企業は入札で選ぶ)、そこは関税が違うようなので、バターの流通全てをコントロールしているんでしょうね。

 

1,000円のバターを輸入しようとすると最終的にいくら??

では、すごーくざっくりバター1,000/kgを輸入して、国内の倉庫に在庫するまでかかる費用です。

 

・関税36%290円→650

・消費税10%(仕入れ値と関税の合計金額にかかる)165

・調整金の支払い→680

・通関手続き・指定倉庫までの運搬→100

ここまででアドオン1595円なので、仕入れ費用込みで、2595円。

ここから更に倉庫の在庫費用だったり、販売店舗などに納品する送料だったり、店舗やECモールに売値の2040%くらいお金支払ったりするので、書いているだけでもう高くなりそう。。。

だいたいは原価は4割くらしらしいので、最終的な売値は6500円くらいになるんじゃないでしょうか。

先ほどエシレが250gで2160円と書きましたが、だいぶ金額近くなりましたよね。そういうことなんです。

エシレも相当高いって思われるかもしれないですが、実質利益はあんまり出てないんじゃないかな~と思います。うちもそうですけど。。

  

実は、実質、輸入規制品のような扱いをされているバター。

いつか関税が下がった日には、日本のバターと同じくらいで海外バターも食べられる日がくるかも??

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